アプリAutodesk Graphic

GraphicはAutodesk社がMac,iPad,iPhone向けに販売しているベクター系の描画アプリである。

Graphic

Graphic

  • Indeeo, Inc.
  • グラフィック&デザイン
  • ¥3,600

 もともとiDrawという名前でindeeo社から販売していたアプリを2015年にAutodesk社が自社の製品ラインナップに加えてアプリ名称も変更されている。

ちなみに保存ファイルの拡張子は".idraw"である。

この種類のアプリではAdobe社のIllustratorが実質的スタンダードだが、価格が高いのが私のような個人ユーザーには敷居が高すぎる。

比較をするとIllustratorは利用期間に対して課金が行われる仕組みで、一年間使う契約での支払は26,160円である。
それに対してGraphicの方は3,600円の買い切り価格で、その金額差は個人ユーザーの財布を破壊するには充分なものだ。(各金額は2016/6/13時点)。
もちろん備える機能にも差はあるがGraphicはシンプルで充分なドローツールが備わっていると思っている。

Macにはこの分野のアプリとしてEazyDrawとAffinity Designerがよく知られている。
EazyDrawは古いバージョンのものが無償で提供されていることもあってGraphicを使う前は利用していた。
初心者やライトユーザーには充分使えるアプリである。
ただし最新のEazyDraw8は11,400円と高価である。

Affinity DesignerはIllustratorに匹敵する機能をもっているようだが価格は6,000円(買い切り)と少し高い。
AppStoreで半額バーゲンがあったようなので、その価格で手に入るなら購入してみようと思っている。

まとめるとGraphicを選んだポイントは以下の理由
・機能が豊富な割に価格が手頃。

・Autodesk社の製品になったことで安心して使える。

・UIがすっきりとしている。
というところか。